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『a night of selbina』



古くより海商の要衝たる街、セルビナ。

沿岸諸拠点との交易が盛んであり、その証左として
いくつかのギルドもここに支部を置くほどの賑わいである。

そして、こうした正規の商取引だけではなく、
いわゆる海賊船なども補給や避難にセルビナを訪れる。
あくまで非公式に、ではあるが。










彼は、鷹のような目でその家を見つめていた。
闇夜ではあるが、そんな事など彼には些末な事であるらしい。


じっと。

そう、じっと石像のように、
物陰からその家。
いや、正確にはその家の一室を見つめ続けている。
ご丁寧に通行人に怪しまれないかどうか歩哨まで立てて。
もっとも歩哨自体が海賊崩れのような外見のため、
どれほどの効果があるのかは謎なのだったが。


彼は海賊としても、ジュノ大公国公認の私掠艦隊としても、
そして冒険者としても名高い地下組織、『天晶堂』を率いる若き党首。
アルドだった。


口元で呟かれている言葉は一体どのようなものか…。




「姉さん…いや、、マチルド。。いや、、、ああ、、ああ、、マチルドたん!111
 マチルドたん!マチルドたん!マチルドたん!マチルドたんぁぁあうううわぁああああ ああああああ ああああああああああああん!!!
 あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!
 マチルドたん!マチルドたん!マチルドたんぁぁぁぁわぁあああああ!!!
 あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!
 いい匂いだなぁ…くんくん
 んはぁっ!マチルドたんのやわらかそうな美乳をクンカクンカしたいお!
 クンカクンカ!あぁあ!!
 間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ 
 …きゅんきゅんきゅい!!
 結婚式のマチルドかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!
 ふぁぁあああんんっ!!
 男の子も生まれて良かったねマチルドたん!あぁあああああ!かわいい!マチルドたん!
 かわいい!あっああぁああ!
 …いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
 ぐあああああああああああ!!!
 アルド幸せ!幸せしゅぎて幸せミルクがでひゃいまひゅ!1111ミルクうう!1
 ばんじゃい!ばんじゃい!ばんばんじゃい!!!!11
 ううっうぅうう!!俺の想いよマチルドたんへ届け!!
 家の中ののマチルドたんへ届け!!!!1」





彼のつぶやきがいつしか絶叫に変わり始めた頃、慌てて歩哨役の男が
アルドをなだめにかかる。


「あああボス!やばいです、やばいですよ!
 あちこちの家の窓に灯りが、、があああッ!?」

アルドのTP300エヴィサレーション!
>手下Gに1672のダメージ!>手下Gは倒れた。




「マチルd。。あ。。え。。あ。。?ああああG?すまん!おい!すまん!!
 ああgdそkgdsぉdsp!;;」


「アルド殿!」
暗闇から現れ自分に呼びかけた壮漢に短剣を向けるアルド。
しかしそれはよく見れば天晶堂武芸指南役のヴォラだった。

「ああ、ヴォラ。。すまん。。俺はまた。。
 こいつはまだまだ新入りだがモノになりそうないい奴だった。
 だから今夜の警護にも連れてきたのに…なんてこった!」

ヴォラは唸りつつアルドを見る。
まるでいたずらをして叱られるのを待つ子供のような目のアルドを。


「まあ。。港町に水死体は付きものですからね。
 死体の始末はどうにでもなります。

 ただ。。ちょっと最近数が多すぎるんじゃないかって
 疑われ始めてもいるんです。
 少しは、、まあ、その、、我慢できる程度に自重、お願いしたい。アルド殿。」

「うん。。そうだな。。そ。。うう。。マチル。。いや、帰ろう。
 それからGの身内を捜して、見舞金を振る舞ってやらんとな。。。
 2倍、いや3倍払ってやれ。。本当に、、すまん。G」





そして2人が黒魔法をエンチャントしたアイテムを使い
セルビナから消えた後。





「いや、、もういやよ。。。いや。。!!」
家のドアがひっそりと開き、よろめきながら現れる人影があった。



マチルダ。
アルドの姉であった。


「アルド。。どうして?どうしてもっと普通に会いに来てくれないの?
 なんで夜中に気味の悪いことばっかり言って、その上逃げるのっ!?」










そこでいきなり聞こえた第三の声。
「夢を…見たいか?」

「…え?」

「幸せな夢を、見続けて過ごしたいか?
 息子も、夫も、みんなと笑って過ごせる良い日々の夢。。
 もっともっと爽やかな弟も。。
 そんな日々の夢を、見てみたくはないか。。。。?」









こうして「石の見る夢」事件は始まったのだが、
それを知るものは少ない。

ただセルビナの夜の波と砂だけ。
上層酒場 / 2009/07/06 00:55
コメント⇒9 / トラックバック⇒0

コメント

こんな石夢の始まり方嫌だわwwwww


あ、アルドたんハァハァ////

もう純粋に「石の見る夢」のストーリーを楽しむことができなくなりました
責任とってください;;;

あるどたん・・・
わたくしこちらのお話のが数千倍すばらしいと思いますの
これから石夢なので楽しんでできそうですわ、ぐふふふ

まだやってないのに!石夢(´д`)
やる時、絶対思い出しちゃうよー;;;
 

つけてた仮面がはずれちゃって…変なとこにくっついちゃった感じですかね(´∀`)
見た目で判断するべからずってこってすよね……うん。

見た目じゃない……。

アルドがおtんぽみるkを出したって所まで見ました。
石夢買っちゃった;

途中までは前作の続編かな?と思いながら
読んでいたのですが・・・

石夢、終わっててよかったです(ぇ

> ねす

嫌でも本当はこういう始まりだったんだよッッッ(暴言

あ、またMMM誘って下さぁい(媚び;;


> 灰猫

いいですか。
所詮石夢なんてあれはオーグメントガチャガチャと新グラ防具が
命だったんです。
これでいいんです。。これで。。ふふふふふははは


> もも

これが1000倍いいとか言ったらスクエニから視角が
送られてくると思われます。■だけに。
ahahahaha

デルクフ塔登りオンライン、楽しんで下さい^^


> にゃんこ

そう。
きっと絶対思い出すでもそれがまたいい!
かもしれない。
これからも印章に残るものを皆さんに
お見せ続けられれば幸いです。
 

> Harul

どうやったらこの話から
そこまで素敵な教訓を呼び出せるのか。

才能です。これはもう才能ですよ…。


> 予備軍

おtんp(ryは不可!
みさくら語テンプレでいえばこくまろミルクまでしか
許せませんよここでは;;


> ちぇしゃ

ええ。
終わって良かったです。。
(なんか突っ込めない。。

つか未だになんでデルクフでlv30制限されるのか小一時間(ry

あれ、何でわたしの独り言がここに…
アルドたんは不思議と他人な気がしません。
「あああ〜っ」っていつの間にか口から出てると焦りますよね。
妙にリアルなのは実体験によるものでしょう。

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